子供の英語教育

公文式の”ある”落とし穴とは?

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こんにちは。
SEkidsナビゲーターの佐野雅代です。

今日は、多くのママさんたちから支持されている公文式の”ある”落とし穴についてのお話です。

これはどういうことかと言いますと…

公文式のように、ドリルとかワークをとにかく早く解くことばかりに集中してしまうと、いわゆる「パターン学習」になってしまって、本来使うべき脳の部分が鍛えられないみたいなことが起こってしまうのです。

簡単に言うと、ゲーム感覚になっちゃうって感じかなと。

このパターンを見たらこう答えるみたいな、、、いわゆる反射的な感じですよね。

例えば、英語の問題を解いているはずなのに、英語を考えるための脳が鍛えられてないとか、

算数の問題を解いているのに、算数の問題を解くための脳が使われてないとか、、、

世間的には、こんな脳のことを”ドリル脳”と呼んでいるみたいです。

じゃあ、ドリル脳がどんなデメリットをお子さんにもたらすのか?

これはある小学校5年生の女の子の話なんですけど、その子は、小さい頃から公文式の算数がすごく得意だったそうです。

どんどん速くドリルを進めて、先生からも「この子はすごい」って褒められて、とにかく優秀だったみたいです。

でも、小学校5年生くらいになって、急に学校の算数の授業についていけなくなって成績も伸びなくなったそうです。

なぜそんなことが起こってしまったのか?

それは、、、女の子の脳がさっきお伝えしたドリル脳状態になってしまい、算数の問題を解くための脳の部分がきちんと鍛えられていなかったからです。

結局、高学年になって学ぶ内容が難しくなってくると全然対応できなくなった、、、という状況になっちゃったんですね。

「その女の子はどうなってしまったの?」

「それで終わっちゃったの?」

って思われたでしょうか。

実は、その子のお母さんがすごく偉かったんです。

お母さんは、公文式の先生に任せっきりだったことをちゃんと反省して、娘さんと一緒に教科書を読んで問題を解いて、二人三脚で一から算数を勉強し直したそうです。

そしたら、その子も徐々に算数ができるようになり、自信を取り戻していったそうです。

お子さんを育てる上で大事なことは、お子さんが自信を失うことを出来るだけ避けることです。

「私、算数できるんだ」

って思ってそれまでずっとやってたのに、急にできなくなってしまうことで、子供はものすごく辛い思いをするはずです。

恐らく、これまで算数ができていた分、余計にショック受けてしまって、学校自体が嫌になってしまうかもしれません。

私は、公文式がいけないとか、そんなことを言うつもりは全くありません。

ただ、この女の子の話を聞いて、結局どんな学校や教室や先生を選んだとしても、

やっぱり親が子供と全然向き合わず、外部機関に任せっきりにしてしまうと、子供は伸びないし、逆効果になってしまうこともあるのではないかなと感じました。

確かに、特に共働きのお母さんの気持ちからすれば、外部機関に任せると安心感はあると思います。

「成績はここまでになってますよ〜」

って言ってもらえれば、やはり安心しますし、任せざるを得ない現実はあるんだろうなぁって感じたりはします。

この記事を書いていて、ふと自分の体験を思い出したので少しお話させていただくと、

私自身も、息子が0歳の時にバイリンガル育児を始めました。

けど、その頃は私も何の知識もなかったし、英語にも自信がなかったし、ほんと何も考えずに有名な英語のセット教材を買って、結局挫折しかけちゃったんです。

そんな経験からも、自分は英語できないし忙しくて余裕ないしって思ったら、お教室とかにお任せするしかないなって思う気持ちはすごくわかります。

やっぱり、専門家なわけじゃないですか。

でもだからといって、なんでも任せっきりにしてはいけません

自分のお子さんのことをよく見て、成長を一緒に喜んだり、小さな変化に気づいてあげることがすごく大事なんだと思うんです。

あなたは、この「公文式の落とし穴」の話を聞いて、どんな風に思われましたか?

続きは、こちらのHiroyoさんとの対談動画をご覧になってみてください。↓

ふれあいおうち英語・スペシャル対談第1話
「今、子供の英語教育がヤバい!?」

そして、思うところなどがありましたら、ぜひコメントをお寄せくださいね。

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