こんにちは。
SEkidsナビゲーターの佐野雅代です。
6月8日(土)と9日(日)の2日間にわたり、キッズ英語コーチ養成講座(SEkids)の合宿を開催してきました。
2日目は、プレゼンとディスカッション中心だった1日目とは趣が変わり、歌やゲームなどのアクティビティを楽しみながら、五感や右脳を使って学ぶことの楽しさや大切さを体感していきました。
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まずは、テラスでの瞑想から。
日々、仕事や家事、育児などに追われ、また大量の情報が押し寄せてくる日常の中で、自分の本当にやりたいこと、やるべきことに集中するのはとても難しい。
だからこそ、こうして心地よい場所で、目を閉じて、余計な情報や考えや感情をいったん手放してみる。
そして、ワクワクすることを考えたり、自分にとって一番大事なものを再確認したりする時間を持つことが、ものすごく大事なのだと思います。
続いて、ランチを取りながらの自由な意見交換会です。
・英語やコーチングについてはもちろん
・それぞれの活動やビジネスをより良くするためのアイディア
・子育てや子供の教育についての悩み事
・食育や私たち自身の健康のことなど…
色々なお話をしましたよ。
改めて、人に伝える・教える仕事というのは、ただ単に知識やスキルを伝えればいいというわけではなく、先生自身の心身をきちんと整えて、それぞれ個性を持った人間対人間として生徒さんに向き合うことが大切なのだなと感じました。
スタジオに移動してからは、アメリカ人講師のSteveさんも合流して、
佐野の「EQ子育てセミナー」のプレゼンを披露したり、
グランドピアノの構造を実際に見ながら、ちょっと違う角度から、声の出し方、英語の音の出し方について学んだり、
アナ雪の「Let It Go」を、音とリズムについてかなり掘り下げつつ一緒に歌ったり、
ドイツゲームを一緒に楽しみつつ、右脳を使って学ぶことの大切さを再確認したりしました。
内容盛りだくさんの2日目の中で、特に私の印象に残ったことは、Steveさんが何気ないフリートークの中で言っていた、こんな言葉です。
「僕も、洋楽の歌詞を100パーセント理解しているわけではないよ。だいたいみんな、65パーセントくらい理解して歌のコンセプトが伝われば十分で、あとは音として歌を楽しんでいるんだよ。」
え?そうなの?
私自身も、英語の先生をしている周りの友人たちも、洋楽を耳で聞いただけでは歌詞や意味がなかな理解できなくて、
「洋楽は難しい~」とか
「自分はリスニングダメだ~」とか
みんな自信喪失だったのに。
そうやって楽しむのか…と結構目からウロコでした。
これって、何気ない会話のように見えて、英語学習においてめちゃめちゃ重要なポイントが含まれているんです。
それは、言葉を「音」として捉える感覚です。
大人は、左脳が優位に働いているので、ただでさえ言葉の意味や文字に意識が向きがちです。
それに加え、日本語はビジュアル(視覚)重視の言語という特徴があるので、なおさら耳で聞いて意味が理解できないと、英語は難しい、つまらない、自分は全然できない…と自信をなくしてしまうのだと思います。
日本人に、読むことや書くことはできても聞くことや話すことができない、いわゆる「英語難民」になってしまう人が多いのも、こうした日本語の感覚のまま、英語を学ぼうとしてしまうからです。
特に、おうち英語においては、ただでさえ大人と子供では脳の使い方が全然違うのに、大人が日本語的な感覚で子供に英語を教えようとすると、非効率的で、全然うまくいかず、ママも子供も辛くなってしまうということになりかねないのです。
例えば、韻を踏んでいるとか、歌い手(話し手)の感情がどのように音に表れているかとか、「音」として言葉を捉える感覚を研ぎ澄ませることが、歌や語学がもっと楽しくなり、また、リスニングやスピーキングが楽に上達していく鍵なのだと思います。
Hiroyoさん、Steveさん、参加者のみなさん、2日間の濃い~学びの時間を本当にありがとうございました!
半年に一度のお祭りともいえる、SEkids実践編の合宿。
次回は、どんな出会いや、発見や、学びが待っているのか…今からもうワクワクです!
あなたも、私たちと一緒に学んでみませんか?
SEkidsにご興味のある方は、こちらからぜひ秘密を体験してみてくださいね。↓